苦手作文を克服するために息子がしたこと
まだまだ、受験向けの作文を書くという事は出来ていませんが、過去苦手な国語を克服するために、国語の4年生のテキストを全部復習するというタスクをやり遂げた息子。
次につまずいたのが、作文です。
1月に受けた適性検査模試では、点数の大部分を占める文章問題(出された文章について、自分の考えを述べるというもの)の回答欄に一文字も書くことが出来ませんでした。
本人もかなりショックだったようで、作文の練習をすれば出来るようになるよと促しても”そんなのやったって無駄だ!!おれは何をやったって駄目なんだ!”と自暴自棄になっていたこともありました。
そこを、なんとかかんとか説得して、毎日少しずつでいいから、作文を書いてみようと文章を書く練習を始めることにしました。
最初に挑戦したのが”カレー、らーめん作文”です。
これは、塾の先生が出してくれたお題で、カレーとらーめんどっちが好きか?そして、なぜそれをえらんだのか?というのを説明する練習です。
先生のアドバイスは“どちらかというと●●が好き”ではなく”●●が好き。なぜなら~”という書き方をする方が良いといっていたそうです。
そして、その内容は必ずしも真実でなくてもよいとのこと。
なので、息子は、カレーが好きVer.とらーめんが好きVer.の両方を書いていました。
実際好きなのはカレーらしく、やっぱりカレーが好きと書いた作文の方が説得力のある内容になりました。
その後、似たような題材(野菜・肉や、国語・算数など)でどちらが好きかシリーズを書きました。
ひとしきり、対比シリーズをやった後は、例題に悩んで私たちに聞いてくることもありました。
なぜか主人は”なぜ勉強しなければいけないのか?”という難しめの題材を与えていましたが、それも書いていましたね。
最初の対比シリーズの時には、1枚書くのもひーひー言っていたのが、このころになると平均2枚作文用紙を埋めるようになっていました。
自分で考えたであろう”人間のメリット・デメリット”については、最終的に結論が環境問題まで及んでいて読んでいて面白かったです。
ただ、面白かったと、論理的に文章が書かれているかは別物なので、受験用にブラッシュアップされていくのはまだまだ先の事でしょう。
作文を書くようになって1か月で息子が見せた成長は、最初は作文用紙1枚書くのがやっとだったものが、2枚書けるようになったくらいでしょうか。
今後、先生からお題をもらって作文を書く授業が始まると聞いているので、その時にどんな壁にぶつかるのか分かりませんが、今回の1枚→2枚の成長が出来たのだから、きっと新たな壁にもしっかりぶつかって、乗り越えてくれると信じています。
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