都立中狙いだったのに…私立中学に進学!共働き家庭のリアルな教育費事情
想定外の私立進学!共働き家庭の現実
「うちの子は都立中を目指して頑張る!」そう思ってスタートした中学受験。
私立中学なんて、正直うちには無理――そう決めつけていたのは、共働きでギリギリ家計をやりくりしている我が家の経済事情ゆえでした。
正社員の夫とパート勤務の私、いわゆる“ギリギリ共働き家庭”。中学受験なんてするだけでも大変なのに、私立なんてとんでもない!――それが本音でした。
しかし、結果的に息子が通うことになったのは私立中学。
都立中の不合格結果が出て私立中学進学を決めた瞬間から、
「学費どうする?」「本当に払っていけるの?」
という不安がのしかかってきました。
この記事では、そんな私たちのような「私立に通わせるつもりはなかった家庭」が直面するリアルな教育費事情について、赤裸々にお伝えします。
私立中学にかかる費用って実際いくら?
子どもを私立中に通わせると、どのくらいお金がかかるのか――。
まずは、文部科学省の統計や首都圏の私立中学の実情から、ざっくりとした年間費用の目安を整理してみます。
📘 初年度の費用目安(入学金+授業料など)
- 入学金:20万〜30万円
- 授業料:40万〜50万円程度/年
- 施設費・教材費・その他:30万〜50万円
➡ 合計で、初年度は100万円〜120万円ほどが相場です。
これに加えて、通学定期代や学校指定の制服・備品購入費用もかかるため、実際には初年度で130万円以上かかる家庭も少なくありません。
📗 2年目以降の費用目安
- 授業料・諸費用などで年間100万円前後
- さらに、学年が上がるごとに増える定期試験対策・補習塾・教材追加などの費用も想定されます。
📌 実際の体感としては…
息子は都立向けの塾(ena)に通っていて、受験終了までに総額300万円近く使いました。
その息子が進学することになったのは、滑り止めで受けていた私立中学。
実は、私立進学を決める時はかなり揺れました。
本人の希望もあるし、親としては通わせてあげたい。
でも、だからと言って我が家の経済事情を考えると現実的とは思えない。
夫ともぎりぎりまで話し合って、最終的には”今までの息子の頑張りを無駄にしたくない!”と清水の舞台から飛び降りる心もちで私立中進学を決意しました。
とはいえ、支払いの時期が来るたびに心臓バクバク!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。毎回ひやひやしながら乗り切っていますw
そんな私たちですが、なんとか工夫しながら息子を通わせています。
娘の受験もこれから控えていて、「またこの道を通るのか……」という思いはありますが、今は少しでも備えることに力を注いでいるところです。
我が家の家計と中学受験費用
わが家の収入は、夫の正社員の給与と、私のパート収入(現在は契約社員にシフト)。家賃や光熱費、保険、車の維持費などを支払った後に残るお金は、それほど多くはありません。
そんな中で、すでに1人分の中学受験で300万円を経験済み。さらにもう1人、中学受験を控えるとなると、「果たして2人分、どうやって出すの?」という不安が押し寄せてきます。
今はまだ娘にはそれほどお金はかかっていませんが、このままいけば確実に“再び3桁”の教育費コース。
わたしは働き方を変えて、パートから契約社員になり、ほんの少しですが収入アップ。
家計の見直しや節約も始めました。
とはいえ、息子の時以上にシビアに「使うお金」と「使わないお金」の線引きが必要です。
次回の記事では、実際に私たちがどのような助成金制度や支援を活用しているか、そしてそれらをどうやって調べ、申請してきたかを詳しくご紹介します。
「うちも似た状況かも…」と感じた方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
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