中学受験を決意するまで2

2021年7月27日

小学3年生になってから、同級生ともめるようになったり、学区の中学校が荒れているとか・・・でもとにかく、このままもめている同級生と同じ中学校へ進学することへ不安を感じるようになりました。
そこで、私が最初に考えたのが

越境進学です。

だってここは東京。私の生まれた田舎のように選択肢が限られているわけじゃないんだから、越境すればいいじゃない!
私はさっそく通える範囲の公立中学校の口コミをネットで検索。
でも、今思うとネットの学校の口コミほど眉唾なものってないですよね。本当いまさらだけど・・・

それはさておき、いくつか通えるところはあるけど、いまいちどこがいいのかわからないで迷っていると主人がおもむろに「中学受験はどうだろう?」って言い始めたんです。
「ハア?(;゚Д゚))ノ」
中学受験って、アレだよね??周りにも息子の兄弟関係で中学受験した人を知っているけど、教育熱心な家庭がするやつでしょ?
しかも、そんな小さなころから塾通いってどうなの?
って思いました。ほんと・・・マジで・・・(今思うとめっちゃ失礼)
本当に、中学受験に対していいイメージがなかったんです。

でも、頭ごなしに否定するのもいかがなものかと思い
「え~?中学受験~?べつにそこまでしなくても越境で十分なんじゃない?
しかも、受験するなら遅くても4年生からは塾通い始めなきゃいけないけど、間に合うの?
べつに、どうしてもっていうなら、塾の体験くらいいいとおもうけど~」
て、やんわり否定。(←全然やんわりじゃないわ!)

主人が2月の勝者をレンタルコミックしてくる。

中学受験をしようと思った保護者は必ず1度は目を通している(hitomi調べ)漫画をレンタルしてきましたよ。
私、漫画が大好き💖なんです。

「へぇ~。ふぅ~ん。」って読み始めたものの、気づけばストーリーに飲み込まれ、ドはまりですよ。
読み進めるうちに、手の震えと動悸が止まらなくなってましたよΣ(゚д゚lll)ガーン。

中学受験をしようか迷っている人は、これ読んだらその時点で挫折しちゃうわよ。(モチロン漫画はとっても面白いけどね)

会社の同僚に中学受験を決意した親がいた

意識する前は、全然知らなかったけれど、自分が「中学受験」を意識するようになると意外と自分の周りに「中学受験経験者の保護者」「これから中学受験をしようとするこの親」というのは多分にいるのだということに気づきました。

そのうちの一人が、とっても身近な同僚だったのでちょっと相談してみることに。

そのおうちは、子供が自分から中学受験を望んだパターンなので我が家とは違うけれど、いろいろ話を聞いていた中で一番忘れられないのが「もし、今後自分の子供が受験したいって言ったときに、今からやっても間に合いませんっていう状況だけは避けたかった」という一言でした。

そう。中学受験をしたいのなら小学校4年生から塾通いをするのがセオリー。それは何となく噂レベルで知っていました。

私は、「そんな幼いころから塾通いなんてどうなの?」と思っていたけれど、視点を変えると「子供の可能性をつぶしてしまってはかわいそう」っだったことにとても衝撃を受けました。

そして、この相談をきっかけに、知らないから嫌悪するのではなくきちんと調べてからどうするか考えよう。と中学受験に対して前向きに考えるようになりました。



夫婦で十分に話し合うこと

この後も、主人とじっくり話し合うことで「中学受験をする」という意思をまずは私たち夫婦の中で固めることが出来ました。

もちろん息子の気持ちが一番だけれど、中学受験を決意するのであれば夫婦間で同じ方向を見据えるのはとっても大切なことだと思いました。

お金の面、時間の面、息子のメンタル面、これからの教育制度についてなどを話し合いながら、通学可能範囲内に中高一貫校がどれだけあるのかを調べ、実際に見に行ったりもしました。
そうしている間に、息子も「違う中学校へ行くという選択肢がある」ということを肌で感じるようになっていました。

中学校なんてまだまだ先の事で、ピンとこない事の方が多いだろうけれど、その事実が嫌な出来事に固執する必要がないという逃げ道になってくれているようでした。

正解はまだわからない

中学受験をすることをまだ両親たちへ伝えていません。

6年生になったら、帰省が難しくなるだろうからそれまでには伝えようとは思っているのですが、まだその時期についても決めていません。

私自身、中学受験にマイナスイメージが多かったため、どのように伝えていいか迷っています。

私たちが中学受験を決めたのにも劇的な大きな一撃があったのではなく、いろんなことが積み重なった結果としか言いようがないので、それを今伝えるのは難しいなと思っています。

実際の受験が終わらなければこの選択が正解だったのかどうかなんてわからないけれど、「正解だったね」と思えるように進んでいこうとおもいます。

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Posted by hisha