小さなおかあさん

昨日は、息子を叱りすぎてパワーがございません。
息子もしょんぼり、私は怒りが収まらず、今朝目覚めると激しく後悔😢

そんな時はこれを読み直します。

小さなおかあさん

宮川ひろ 作、伊勢 秀子 絵
もう、売られていないので画像がないのですが💦
私が小学生のころ大好きだった児童書です。
何度も何度も学校の図書館から借りて、読むたびに心がじーんとなっていました。

大人・・・というか、母親になってからもう一度読みたいと思い探すと、絶版となってしまっていたので忠吾を購入しました。

大人になって読むと視点が変わるので、驚愕しました。

主人公のお母ちゃんすげー!!

めっっっっちゃタフなんですよ。
主人公(小学3年生の女の子)のお母さん。

主人公のゆうこは、お姉ちゃんと、弟の3人兄弟。
お父さんはサラリーマンで、お母さんは市役所で働いてます。
そして、お母さんのおなかには4人目の子が!!

この時点で、お母さんすごい!ってなりますよね?
今より少子化が進んでいないとはいえ、4人産もうって決意もすごいし、この時代には珍しく共働きなんです。
家事・育児・仕事と忙しいはずなのに毎年子供の誕生日には手作りのプレゼントを用意するという気合の入れよう!
しかも、このお母さん、産休と思われる短い期間で仕事復帰します。
産休という制度のない時代の話なのか?
まだ小さい赤ちゃんも保育園に預けて仕事を再開するんです。

しかも!

家庭内のタスクをすべて家族で役割分担してこなすんです!
もちろん、主人公とその姉も役割分担の人数に含まれます。お父さんもね!

普通、これだけ子供の多い家族だと、お母さん四六時中怒鳴ってるイメージあるけど(TVの大家族番組みたいな)、すっごい穏やかなんです。
主人公がお姉ちゃんと喧嘩しても、穏やかに子供に寄り添うようなお母さんなんです。

私も、こんなお母さんになりたい・・・

いやいや、ムリっしょ!(>_<)

仕事して、家事こなして、子供のプレゼント手作りで、子供に怒鳴らず穏やかに寄り添う。
みんなきっと、そんなお母さんになりたいけど、なれないんだよ~( ;∀;)

物語の中で主人公は、お誕生日に手作りのエプロンをプレゼントされます(しかも動物のアップリケのついて物を3枚も!)。
でも、不器用な私は、この前娘に作ったシュシュで精一杯💦

子供のころは、主人公の目線で読んだけれど、最近は母目線です。
この物語に出てくる焼きリンゴに子供のころあこがれたな~。

手作りのお菓子やプレゼントも、怒鳴らず優しく子供に寄り添うのも難しいけれど、今日もめげずに二人の母親を頑張ります。

今日はあまり怒らずに過ごせる一日になりますように😝

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子育て

Posted by hisha