11年目の3.11に思うこと
おはようございます。
東日本大震災から11年が経ちました。
11年前の3月11日、その日は私の仕事納めの日でもありました。
息子を妊娠中で、翌日からは産休に入る予定だったので、通常の仕事をこなしつつもそわそわと過ごしていました。
もう少ししたら、私物の片づけをしようと過ごしていた時に起きた大きな地震。
従業員の少ない会社で派遣として働いていた私は、他の正社員の方と非常階段の扉を開けて地震が収まるのを待ってから、階段へビルの外へ。
妊婦の私が転んでは大変と、私を真ん中に階段を下りてくれました。
余震はあったものの、しばらく様子を見てから再度ビルへ戻り待機していると、社長から帰宅して良いと指示がありました。
ただ、電車も止まっていたので、一部の社員はそのまま事務所に残ることに。
私は迷ったものの、主人とも連絡が取れなかったので、歩いて自宅へ帰ることに(というか、この時点でどこかでタクシーが捕まるだろうと安易な考えがありました💦)
最終日という事もあって、いつもより多い荷物を手に歩き出したのですが、途中で目にしたバス乗り場もタクシー乗り場も長蛇の列!!
妊娠する前は自転車で会社に通っていたので、道のりは知っていたものの、地震による徒歩の帰宅者で人・人・人!!!
おなかの張り具合と相談しながら、途中開いていたレストランで休憩を取りながらなんとか2時間くらいで自宅付近まで到着することが出来ました。
家が近づいたころ、やっと主人と電話がつながり合流することが出来ました。
そのころ、主人は自転車で会社に通っていたので、帰宅難民になることなく帰宅できていたそうです💦
あの時、何が怖かったって家族と連絡が取れなかったことが一番の恐怖でした。
その後、災害時は電話よりもSNSやTwitterで連絡が取りやすい!というのを聞いてTwitterを始めました。
幸いなことに、その後同じような状況には陥っていないので活用はしていませんが、この時期に私のアカウントが生きているかの確認だけはしています😅
そして、この地震の約2か月後に息子を出産。
毎年3月11日の震災の日を迎えるたびに、息子の年齢と照らし合わせて何年目かを確認します。
あの地震から気づけば11年。そして、息子も今年で11歳。
息子の成長を実感するとともに、あの日を思い出します。
気づけば、住む場所も、家族構成もすべてが変わりました。
11年という月日を感じながらも、あの日を忘れてはいけないと思います。
あの地震で被災された方が、今少しでも幸せに過ごせていることを切に願います。
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