娘のヘアドネーション

きっかけは、義母の何気ない一言

“娘ちゃんみたいに綺麗な髪の毛なら、ヘアドネーションするといいかもね"

というものでした。

その言葉に感化され、素敵!!ぜひやりたい!と飛びついてからおよそ3年間。

娘の髪の毛は、ヘアドネーションに必要な長さまで伸び、先日ついに美容室で、ヘアドネーション用としてカットをしてもらいました。

娘には、脱毛症の女の子が初めて人毛のかつらをかぶる動画を見せたり、病気で髪の毛の生えない人が世の中にはいて、その人たちのために娘ちゃんの髪の毛を譲ってあげるという方法があるよと、説明をしたりしていました。

ただ、カットの日が近づくにつれ、私の気持ちが不安定になっていったのです。

そもそも、娘は髪を切ることを望んでいるのか?私たち大人のエゴでヘアドネーションをしようとしているのではないだろうか?

そんな疑問が私の中でぐるぐると巡っていました。

髪を切る前日も、当日も

“本当に髪を切ってしまって大丈夫?嫌ではない?"

と、何度も確認しました。

最初こそ、娘も迷っているようでしたが、次第に“髪はまた伸びるし"と、決意が固まって行ったようです。

実際、美容室へ行って、美容師さんにどのくらい切るかを確認してもらった時に、その長さについてまた“大丈夫?このくらい短くなっちゃうけど、切ってもいい?"と確認をしました。

娘は、迷うことなく“うん。切ってもいいよ"と!答えてくれましたが、髪を切っている時に泣き出してしまうのではないか?とどきどきが止まりませんでした。

ただ、娘の表情が曇ることはなく、すっかり髪の毛を切った後も、すっきりとした表情をしていたので、その顔を確認した瞬間に、やっと私も胸を撫で下ろすことができたのです。

新しい髪型も気に入ったようで、美容室の帰りに、新しい髪飾り(猫耳のピン)を買ってあげると"これなら、この髪型でもつけられるね♪"と喜んでいました。

実際、3歳くらいから本格的に髪を伸ばし続けて6歳で切るという体験をしたわけですが、個人的には子供のヘアドネーションはお勧めしません。

子供の年齢や、意識にも夜と思うけれど、実際に娘が3際の時に"ヘアドネーションをするぞ!"と言って始たことではないからです。

周りの大人(私や主人)が、娘を納得させて持っていった結果なので、子供のボランティア精神を育むための行為とは言い難いと思いますし、場合によっては低身長の子供が髪を長くする危険というのも伴うらしいので、やりたいなら本人の意思ありきでやるのが一番いいかと思います。

この危険性については、実際にヘアドネーションの寄付先をネットで検索しているときに今回送ったNPO法人のホームページに掲載されていました。

娘のやったことはすごく立派だとおもうし、褒めてあげたいって思ってますよ。そこは、素直に娘はすごい!って言える。

多分、私が上手いことできなかった感じ😅

いい思い出にはなったけれど、今後本人の希望がなければヘアドネーションはしないと思います。

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子育て

Posted by hisha